HOME > 症例 > 2018.07 グラグラしている歯を抜かずに、入れ歯の改善で安定を図った症例1 カテゴリー 2018.07 グラグラしている歯を抜かずに、入れ歯の改善で安定を図った症例1 投稿日 2020年1月10日 2018.07 グラグラしている歯を抜かずに、入れ歯の改善で安定を図った症例1 へのコメントはまだありません 「噛めないんです」と言って入っていらしたYさん(90代女性)の口の中を見てすぐに分かりました。 部分入れ歯のバネを支えている歯がグラグラ揺れているからです。噛むたびに歯が揺れてしまうため、入れ歯がずれて噛む力が入らないのです。 歯を抜くことも考えましたがYさんには抜けない理由がありました。 骨粗しょう症の薬を飲んでいるため無理に歯を抜くと顎骨が腐る腐骨と呼ばれる副作用があらわれます。設備が整っている大学病院でしか治療できない、やっかいな症状です。 ← 両翼鈎が脱離したので、単鈎2つで両翼鈎を作製した症例(近心に回る単鈎×2) 症例401 → ワックス床と、咬合面だけの人工歯で人工歯排列を行なう理由 症例402