入れ歯の扱い方 | 入れ歯を保険で治す歯医者さん:杉並区にある【いとう歯科医院】

入れ歯の扱い方

Q.定期健診は必要ですか?

 

A.歯茎は年月を重ねると少しずつ形が変わってきます。定期健診は一番大事です。年を重ねると顔の形が変わるなど、体のどの部分でもおこる生理現象と同じです。歯グキの形が変わることで。入れ歯と合わなくなったり入れ歯に使用している人工歯が磨耗したりして徐々に入れ歯が合わなくなることがあります。合わなくなった入れ歯を長い間使っていると、入れ歯を支える歯や歯グキ、アゴの関節に影響があります。

 

入れ歯は体の一部です。定期的にメンテナンスすることで様々な病気の予防にもなります。「一度治したらメンテナンスがいらない」という歯科治療の宣伝を見かけることがありますが、そのようなことはありえません。

 

いとう歯科医院の患者さんでも、入れ歯の調子いい状態が10年続いている方がいらっしゃるのは事実です。それは3ヶ月から半年に一度の定期健診を行なっているからです。

 

 

Q.部分入れ歯の使い方について教えてください

 

A.まずは部分入れ歯とはどういうものか説明します。

 

部分入れ歯では入れ歯を支えるために金属のバネを歯に引っ掛ける必要があります。バネの金属が見えるのは欠点ですが、バネの長さを工夫したりバネの位置を変えることで目立たなくすることができます。保険の部分入れ歯の費用は約5000円~13,000円です(上下どちらか片方のみの値段、保険適用3割負担の場合です)。ほとんどの患者さんに使用することができます。保険適応の場合は安価です。

 

部分入れ歯の治療期間は通院3~4回。約2~3週間です。

 

型取り→精密な型取り→噛み合わせの決定→仮入れ歯の試適→装着

 

という流れになります。ただし、歯や歯茎に問題があった場合などにはその治療を行う必要があるので治療期間が長くなります。

 

保険の部分入れ歯の使用に関しての注意していただきたいことがあります。まず気を付けなくてはならないことは、入れ歯は自分の歯と同じように噛むことはできないことです。使いこなすためにはある程度の練習・慣れが必要です。練習の仕方はお教えします。

 

  • 義歯にとって不適当な食物(ザーサイなどのしんなりしたものやイカなどの弾力があって噛み切りにくいもの)があるので、新しい入れ歯を装着しはじめは避けましょう
  • 最初は食べやすい食物を選び小さく切って食べるようにしましょう
  • 出来るだけ両側で噛むようにしてください
  • 熱い食物に気を付けてください。入れ歯には温度感覚がないため熱いものをつい気づかずに口に入れてしまいます
  • 最初は発音しにくいことがあるので、声を出して本を読むなどの発音練習をします。練習の仕方はお教えします
  • 圧迫感がある場合には入れ歯を外してしばらくしてから再び着けるようにします。これを繰り返しながら徐々に装着している時間を長くしてください
  • 痛みがある場合には入れ歯を外しておき、歯科医院で義歯の調整をしてもらいましょう。来院する2時間前に着けて歯科医院にに来てください。痛いので大変とは思いますが入れ歯を入れておくことで痛い部位がハッキリするので治すことも簡単にできます
  • 入れ歯を長期間着けないでいると、残った歯が動いて入れ歯が入らなくなるので注意してください。無理に入れないでください。歯科医院で調整するとまた入るようになります

 

部分入れ歯はお手入れが大事です。入れ歯を清潔に保つことは、残っている歯が虫歯になるのを防いだり歯グキが炎症を起こすのを防ぐために大事です。部分入れ歯のお手入れの方法を以下にまとめました。

 

  • 入れ歯は水を流しながら入れ歯専用のブラシを使って洗ってください。必要に応じて義歯清掃剤(ポリデントなど)も有効です
  • 磨き砂や歯磨き粉などの研磨剤は入れ歯を傷つけるので使わないでください。食器洗い用の中性洗剤を使えばきれいになりますし入れ歯を傷つけません
  • 寝るときに入れ歯を外す方は、入れ歯を良く洗ってコップや入れ歯ケースなどに水を入れその中に保管しましょう
  • 部分入れ歯に隣りあっている歯はムシ歯になりやすくなります。いとう歯科医院では定期的な歯磨きと歯ぐきのチェックを行なっています。
  • 年月が経つと歯グキの形が変わってくるので徐々に入れ歯が合わなくなってきます。半年に一度くらいの定期的な調整が必要です

 

 

Q.入れ歯の取り扱い方を教えてください

 

A.

  • 入れ歯はプラスチックで出来ているので良く磨いてください
  • 入れ歯の手入れは1日1~2度で十分です。食事の後と寝る前に水洗をします
  • 一般的な歯ブラシでも磨けますし、入れ歯用に作られた専用のブラシだとより良く磨けます
  • 歯と同じ歯磨き粉は使わないでください。歯磨き粉の研磨剤によって入れ歯のプラスチックが削れてしまいます。食器洗い用の中性洗剤をつけるときれいになります
  • 部分入れ歯の場合は、汚れやすい歯と歯の間や金具部分、バネの部分は注意深く磨きましょう。同じように自分の歯も、バネがかかっている歯は歯間ブラシなどで丁寧に磨きましょう
  • 入れ歯洗浄剤も効果があります。市販の洗浄剤をよく読んでお使いください
  • 寝るときに入れ歯を外す方は、入れ歯を良く洗ってコップや入れ歯ケースなどに水を入れその中に保管しましょう。もっとも最近は入れ歯を装着したまま就寝することをオススメしています。なぜなら大地震のとき、入れ歯を外していると紛失してしまうからです。実際に阪神淡路大震災や東日本大震災のあとに入れ歯がなくなって食事に苦労した話を数多く聞きました。歯科医院も再開するのに時間がかかります。できるだけ入れ歯は口の中に入れておきましょう
  • 眠るときに入れ歯を外さない方は2~3時間は外して歯グキや歯を休ませてあげてください。入れ歯をつけっぱなしにしてしまうと
    痛くなったり臭いがするなどの原因になりますので、必ず一定の時間は外すようにしてください
  • 入れ歯にとって不適当な食べ物があります。ザーサイなどのしんなりしたものは入れ歯をつけた最初は避けましょう。最初は食べやすい食物を選び、小さく切って食べるようにします
  • 出来るだけ意識して両側で噛むように気を付けます
  • 熱い食物に気を付けてください。義歯には温度感覚がないため、つい熱いものを口に入れてしまうことがあります
  • 最初は発音しにくいことがあるので声を出して本を読むなどの発音練習をすることをお勧めします。発音練習の方法はお教えします。お気軽に訊ねてください
  • 圧迫感がある場合には入れ歯を時々外してしばらくしてから再び装着するようにします。これを繰り返しながら少しずつ装着している時間を長くしましょう
  • 痛みがある場合にはガマンせず来院してください。来院する2時間前から入れ歯を入れて来院してください。入れ歯と歯グキの痛みの部位がハッキリします。歯科医院で入れ歯の調整をすると良くなります
  • 年月が経つとアゴの形が少しずつ変わってきます。すると入れ歯が合わなくなってくるので定期的な調整が必要です

 

 

Q.入れ歯の治療は安全なの?

 

A.全身的な体の病気があっても入れ歯による治療は安全にできることがほとんどです。部分入れ歯ならば歯を削ることはほとんど必要ありません。少し(1mmくらいの深さ)歯を削る場合はあります。とはいえ、ブリッジに比べてずっと歯を削ることは少ないです。ブリッジは歯を削る量が多いです。場合によっては健康でムシ歯のない歯まで削らなくてはいけないこともあります。骨を削るなどの手術も必要ありません。

 

入れ歯として使われているプラスチック、金属、セラミックなどは、人体に影響が少なく安心しておすすめできます。まれにプラスチックや金属、入れ歯のウラを張り替える材料でアレルギーを起こすことがあります。口の中が赤くなった、発疹が出たなどのことがあったら遠慮なくご相談ください。

 

 

Q.入れ歯が着色して黒くなってしまいました。どうすれば落ちますか?

 

タバコやお茶によって黒く着色することがあります。また年月が経つとどうしても黒く着色する傾向があります。

 

その場合、食器洗い用の中性洗剤をつけて歯ブラシや入れ歯用ブラシでこするときれいになります。入れ歯用ブラシですが、いとう歯科医院では500円(税込)で販売しています。

 

歯を磨く用の歯磨き粉は入れ歯には使用しないでください。研磨剤の作用で入れ歯のプラスチックが削れて形が変わってしまいます。きれいにならない場合は無理にこすったりしないでお気軽に来院してください。専用の研磨器具で磨くのできれいになります。入れ歯をお湯で煮沸するのは避けてください。熱で入れ歯が変形してしまいます。

 

 

 

Q.入れ歯の「ヌメリ」が磨いてもこすっても取れません。どうしたら良いでしょうか?

 

A.あまりに汚れがついているようならば、無理してこすらないで歯科医院できれいにしてもらいましょう。

 

入れ歯にも歯と同じバイ菌のかたまりがこびりつきます。「デンチャープラーク」と呼ばれることもあります。毎日2回くらい歯ブラシで磨いているとあまりつかないのですが唾液の性状などにより汚れがつきやすいこともあります。

 

特に入れ歯のウラの張り替えや修理を繰り返していると入れ歯に継ぎ目や凹凸ができます。するとこすっても落ちない汚れがつきやすいです。新しく作った入れ歯はツルッとしているおかげか、あまり汚れはつきません。

 

ヌメリがどうしても落ちない場合は無理にこすらないでください。以前きれい好きな患者さんが入れ歯をヤスリで削ってしまい、きれいなのは良いのですが形を変えてしまったことがありました。歯科用の研磨器具で磨くときれいになるのでお気軽に来院してください。こちらは1回の来院でできます。この入れ歯の研磨は保険で1,000円~1,500円くらいでできます。

 

 

 

Q.入れ歯に臭いがついています。どうしたら良いでしょうか?

 

A.食器洗い用の中性洗剤をつけて歯ブラシや入れ歯用ブラシでこするときれいになります。入れ歯はプラスチックや陶器、金属でできています。口の中から外してしまえばお皿などと同じものですから、食器洗い用の洗剤で洗えばOKです。入れ歯専用ブラシはいとう歯科医院では500円で販売しています。

 

なお歯を磨く用の歯磨き粉は入れ歯には使用しないでください。研磨剤の作用で入れ歯のプラスチックが削れて形が変わってしまいます。

 

 

 

Q.寝るときは入れ歯は外したほうが良いですか、着けたまま寝た方が良いですか?

 

A.患者さんによって違います。絶対にこの方が良いということはありません。ご自身で判断していただいて結構です。

 

着けた方がいいケース

  • 部分入れ歯は着けておくことで残っている歯の保護になります
  • 自分の歯がない総入れ歯も着けておくことで顎の位置安定して落ち着いて寝ることができます

 

※注意点

  • 眠るときに入れ歯を外さない方は2~3時間は外して歯グキや歯を休ませてあげてください
  • 入れ歯をつけっぱなしにしてしまうと痛くなったり、臭いがするなどの原因になります
  • 必ず一定の時間は外すようにしてください
  • 入れ歯は樹脂でできていて乾燥すると変形やヒビが入ります
  • 外したときは入れ歯用ケースに水を張ってその中に入れると紛失防止にもなります

 

はずした方がいいケース

  • 就寝時に口の中が乾燥して入れ歯が痛い場合ははずしてください
  • 入れ歯をつけていると落ち着かなくて眠れない場合も外して寝ることをオススメします

 

※注意点

  • 寝るときに入れ歯を外す方は、入れ歯を良く洗ってコップや入れ歯ケースなどに水を入れその中に保管してください
  • 入れ歯は樹脂でできていて乾燥すると変形やヒビが入ります
  • 外したときは入れ歯用ケースに水を張ってその中に入れると紛失防止にもなります

 

※入れ歯用ケースはいとう歯科医院で200円で販売しています。

 

 

Q.どうしても入れ歯を新しくしたいです。できますか?

 

A.お勧めはしませんが可能です。新しく作ることは数少ないですが、あります。

 

以前、総入れ歯が合わないという患者さんがいらっしゃいました。調整したら良くなったのですが、それとは別にどうしても新しい入れ歯が欲しいとおっしゃいます。比較的新しく調子良い入れ歯があるのになぜさらに新しくしたいのかなとは思いました。

 

今良く合っている入れ歯より更に良く合った新しい入れ歯を作るのは難しいですと父と私は話しました。患者さんも何日も通ってくださってくださいます。話し合っている中で私が感じたことがありました。非常にメンタル的で微妙な問題なので、患者さんも言葉にしにくいのかもしれないのですが…。

 

昔作った総入れ歯に、良くない思い出があるのかなと。毎朝入れ歯を見るたびにその思いがよみがえってしまう。だから入れ歯を新しくして気持ちも入れ替えたい。

 

主観的な気持ちの問題ですから説明しにくいです。実際に患者さんがそう話されたわけではありません。ただ、そのように推測し新しい入れ歯を作ることにしました。調子良い入れ歯を使っている中で新しく入れ歯を作るのは簡単ではありません。

 

でも私たちは勝算がありました。入れ歯を新しく作るときに行なういとう歯科医院ならではの作業があります。それは

 

古い入れ歯のコピーを作る」こと。

 

古い入れ歯のコピーを元に型と上下のアゴのかみ合わせを採る。それを参考に新しい入れ歯を作る。初めから勘を頼りに作るよりもずっと精度の高い入れ歯ができます。こうして新しい総入れ歯を作ったところ始めから調子良く使えますと喜んでくださいました。新しい入れ歯を気に入って使ってくださっています。お互いに納得できるようによく話し合って新しい入れ歯を作って良かったです。何より患者さんの「気持ち」を尊重したつもりです。

 

この話はレアケースだとは思いますが、無理かなと思われることでも「もしかしたら」と考えていただいて相談してください。全力で対応いたします。しかし、保険治療の範囲ということで限界はあります。他にも、前歯しかないのにバネが見えるから除去してほしいなど、物理的に無理が生じることは出来ません。

 

また、入れ歯を新しく作るのは注意が必要です。違和感、痛みを生じるので前から使っていた古い入れ歯の方が良かった、ということが多いのが実情です。新しく作るかどうかの決定は歯科医師の責任において行ないますのでご了承いただけると嬉しいです。

 

 

Q.総入れ歯と部分入れ歯 の違いを教えてください

 

A.自分の歯があるかないかです。

 

総入れ歯

全ての歯がなくなった場合に使用する入れ歯です。顎の裏面も覆うような大きな入れ歯のことを指します。通常、金属やプラスチックで全面を覆います。歯の根だけ残っている場合は根の上に入れ歯をかぶせて外からは見えないようにしてしまいます。歯を抜かなくても入れ歯ができます。「残根上の義歯」といって保険治療でも認められている治療法です。

 

部分入れ歯

歯が残っている場合に使用する入れ歯を部分入れ歯といいます。一般的には残っている歯に金具を使用し支えます。抜けた歯を補うため本数により大きさが左右されます。総入れ歯に近い状態から、1本を補う入れ歯まで大小さまざまな入れ歯があります。残っている歯を保護する役割があったり、残っている歯が抜けたときも入れ歯を修理することでスグに違和感なく見た目良く使えるようになります。

 

総入れ歯でも部分入れ歯でも、どちらも保険で治療できます。

 

  • 壊れた入れ歯を修理する
  • 痛みを取りのぞく
  • より食べやすくする
  • 見た目を良くする
  • 必要ならば新しく作る など

 

多くのことが保険治療で数千円から10,000円でできますのでお気軽にご相談ください。

 

 

 

Q.入れ歯の治療は、何回くらい通うことになりますか?

 

A.痛い、気になるなどの治療は1回の来院で調子良くなることがほとんどです。

 

多くても2~3回で原因を突きとめて治療できます。とても高齢の方やアゴの骨が小さい方など、治療が難しいこともあります。毎日でも来ていただいて大丈夫です。満足できるまで様々な工夫をします。最長で週1~2回のペースで半年ほど通われる方もいらっしゃいます。3ヶ月~半年に一度くらい定期的に調整していれば、何か症状があっても1回で治せることが多いです。

 

 

Q.どんな歯並び、歯の数でも入れ歯ってできますか?

 

A.失った歯の数に関わらず入れ歯を使うことが出来ます。一本も歯がありません、そして今まで入れ歯を使ったことがありません、という方にも総入れ歯を入れることができます。遠慮なくご相談ください。

 

歯を失った部分の両隣にかぶせものをしてつなぐブリッジの場合は適用が限られます。失った歯の前後に歯があることが大前提です。他にも噛み合わせや歯、歯ぐきの条件によっては入れ歯の方がブリッジよりも安全安心な場合もあります。

 

ただし、入れ歯に抵抗感を持たれる方も多いので、症状や状態に応じてできるだけ患者さんの納得いく形で治療を進めていきます。

 

 

 

Q.入れ歯が入った後の歯科医院でのアフターケアについて

 

A.医院では、どのようなアフターケアをしてくれるのでしょうか?何か症状があってそれを治すことはすべて保険治療でできます。主に次のような症状について治すことができますので遠慮なくお尋ねください。

 

入れ歯が痛い

入れ歯のウラを削ります。歯ぐきに強く当たる所をラクします。食事をして痛い場合は咬み合わせを調整してラクになることもあります。

 

ゆるい

この場合、二つの原因があります。

  1. 入れ歯を支えるバネがゆるんでいます。バネを締めると、しっかり感が戻ります。
  2. 入れ歯のウラを張り替えます。1時間ほどかかる場合もあります。

 

食事ができない、食べにくい

咬み合わせを削る、あるいは盛り上げます。ずっと食べやすくなります。

 

入れ歯が欠けた、壊れた

修理します。1時間~半日かかります。

 

前歯の歯並びが良くない

入れ歯の歯を削って形を作る、あるいは新しい歯に付け替えます。2回かかる場合もあります。多くの場合、一回の来院で一つの症状に対して治療を行ないます。たとえば痛いのが治ったら次にゆるいのが気になるようになったということもあります。その場合は別の日にゆるいのを治療していきます。ガマンしないでドンドン来ていただければと思います。

 

いとう歯科医院ではいきなり入れ歯を新しく作り直すことはしません。上に挙げた治療とこれから下で説明する入れ歯のメンテナンスを全てやりつくして、もっと良くできると確信したときのみ新しい入れ歯を作ります。新しい入れ歯を作ってからも、今まで使っていた古い入れ歯は大切に保存しておいてください。袋に入れて冷蔵庫に入れておくことをオススメします。

 

入れ歯は一回入れたら終わりではありません。定期的なお手入れが大切です。3ヶ月から半年に一度の来院をオススメしています。半年も経つと次のことが起こってきます。

 

何となくゆるい

この場合二つの原因があります。

  1. 部分入れ歯の場合、入れ歯を支えるバネがゆるんでいることがあります。バネを締めると、しっかり感が戻ります。
  2. 入れ歯のウラを張り替えます。張り替える材料によって1ヵ月~半年に一度張り替えると良い状態を保てます。

 

食べると入れ歯が外れる

咬み合わせをチェックします。入れ歯を使っているうちに歯の咬み合わせの部分が磨耗したりズレたりします。削るか盛り足すとアゴがラクに動くようになり食事がしやすくなります。

 

 

Q.入れ歯が入った後の自分でのアフターケアについて

 

A.自分では、入れ歯をどのように扱えば良いのでしょうか?あなたにも行なっていただきたい入れ歯の扱い方を7点書いていきます。一人ひとり異なる点もありますから疑問に思うことがあったら遠慮なく尋ねてください。

 

いとう歯科医院では入れ歯を作って作りっぱなし、ということはありません。入れ歯は作ってからが大事。アフターケアを最も重視しています。

 

1.食べやすいものから食べましょう

その日から普通の食事をすると歯ぐき等に大きな負担をかけ、時には痛くなることもあるので注意してください。新しい入れ歯を入れたら、始めは小さい食べやすいものからはじめてください。最初は少し辛抱してリハビリと考えてください。通常はその方の限界までの食べ物は1ヶ月程度で食べられるようになります。

 

2.入れ歯と歯グキを休ませてあげてください

入れ歯をつけて眠る方は一日のうち4時間くらいは外すようにしてください。歯グキと入れ歯を休ませてあげると入れ歯も歯グキも良い状態が長続きします。入れ歯を外して眠る方はそれで大丈夫です。入れ歯を装着したまま就寝することをオススメしています。

 

3.磨いてあげましょう

食後は入れ歯を外して歯ブラシで磨いてください。入れ歯のニオイや歯石を防げます。入れ歯用ブラシを使うのもオススメです(1個500円)。磨くとき歯みがき粉はつけないでください。入れ歯が削れてしまいます。食器洗い用の中性洗剤をつけるときれいになります。

 

4.水の中で保存しましょう

入れ歯は乾燥させないようにします。乾燥すると変型して痛くなることがあるからです。入れ歯を外したときはフタのあるタッパーに水を張って入れ歯を入れて保存してください。決して熱湯にはつけないでください。熱で変型・変質して入れ歯が壊れやすくなります。

 

5.容器に入れて保存してください

人に触られない場所に保存してください。旅行の宿泊先などで入れ歯を外してチリ紙などにくるんでいると捨てられてしまうこともあります。私も母の入れ歯を捨てそうになったことがあります。保存用のタッパーをいとう歯科医院で扱っています(カメのマスコットつき300円です)。

 

6.割れたら持ってきてください

入れ歯が割れたらバラバラになっていても全てのパーツを集めて持ってきてください。1時間から半日で修理できます。

 

7.半年に一度は検診を

入れ歯は時間が経つと合わなくなります。合わないままだと痛くなったり入れ歯が割れてしまったりします。良い状態を長持ちさせるために半年に一度の「入れ歯の定期検診」をおすすめしています。定期検診でかみあわせのチェックとクリーニングをすると入れ歯が長持ちします。

 

 

Q.入れ歯では将来どうなるのか心配です

A.保険の入れ歯は長い年月経っても安心して使えます。長年使っていると全ての治療はお手入れ、メンテナンス、修理が必要になります。保険のプラスチックの入れ歯はメンテナンスや修理が短時間で安く簡単に良くできます。入れ歯は自分で取り出して簡単に清掃できます。1日2回程度の簡単な清掃で良い環境にできるので安心です。

 

壊れたときも持ってきていただけば1時間から半日で簡単に修理できます。半年に一度ほど歯科医院でメンテナンスすると快適に長持ちします。年月が経つと入れ歯ではない自分の歯が抜けてしまうこともあります。そんな場合でもその日のうちに入れ歯を修理して歯を継ぎ足して使えます。これを「入れ歯の増歯」といいます。修理、増歯も保険治療でできます。結局保険の入れ歯は長い年月経っても安心して使えるのでみなさんにおすすめです。

 

30年以上前に祖父が作った入れ歯を、今でも修理とメンテナンスしながら快適に使っている患者さんがいとう歯科医院にはたくさんいらっしゃいます。

 

 

Q.入れ歯の調子が悪いときはどの程度まで調整してもらえますか?

 

A.良くなるまで調整します。

 

いとう歯科医院は予約制ではないので毎日散歩がてら来ていただいて大丈夫です。そういう方もたくさんいらっしゃいます。入れ歯が痛い場合は調整すると「ラクになった!」という感覚が得られます。その時も噛むと少し痛みは残りますがラクになった!という感じになれば、痛い部分への負担が少なくなって数日で入れ歯の痛みがなくなります。

 

 

 

Q.入れ歯とブリッジとインプラントは、どれが良いでしょうか?

 

A.一長一短があります。症状、歯が欠けている場所、上下の歯の咬み合わせなどを見て患者さんが納得する方法で治していくことをおすすめします。

 

入れ歯は食事や会話がしずらいと思われがちですが、使っていくうちに慣れて使いやすくなります。見た目も入れ歯のバネが目立たないようにすることもできます。入れ歯は保険治療で5,000円~15,000円ほどでできます。しかし、よく診断すると実は取り外し式の入れ歯でなくかぶせる、詰めることで対応できることも多いです。

 

ブリッジはしっかりと固定ができるので快適で入れ歯に比べて違和感が少ないです。しかしブリッジは両隣の歯を削らなければなりません。土台となる歯が健康であれば削らない方法を考えていきたいです。歯は削ると元に戻すことはできませんから、後戻りできない治療は慎重にやるべきと考えています。ブリッジも保険治療で15,000円~30,000円でできます。

 

インプラントは、いとう歯科医院では一切行ないません。本当に安全なのか、長い目で見て患者さんが幸せになるのか様子を見ているところです。インプラントをやりたい!という方には信頼できる歯科医師をご紹介するのがスジなのですが、「インプラントならこの先生にお任せすれば大丈夫!」という歯科医院や病院を私は一切知りません。

 

今ある歯やかぶせものを活かして修復や修理をして長持ちさせることをいとう歯科医院では積極的に行なっています。

 

新たに入れ歯やブリッジを作る必要がないことも多いです。歯の修復やかぶせものの修理は保険で数千円でできます。

 

 

 

Q.入れ歯の治療は安全なの?

 

A.全身的な体の病気があっても、入れ歯による治療は安全にできることがほとんどです。入れ歯ならば歯を削ることはほとんど必要ありません。部分入れ歯を入れるスペースを作るため1mmくらい歯を削る場合はあります。それでもブリッジに比べてずっと歯を削ることは少ないです。ブリッジは歯を削る量が多いです。場合によっては健康でムシ歯のない歯まで削らなくてはいけないこともあります。骨を削るなどの手術も必要ありません。

 

入れ歯として使われているプラスチック、金属、セラミックなどは人体に影響が少なく安心しておすすめできます。まれに入れ歯のバネに用いられる金属やプラスチック、入れ歯のウラを張り替える材料でアレルギーを起こすことがあります。口の中が赤くなった、発疹が出たなどのことがあったら遠慮なくご相談ください。

 

 

 

 

よくある質問インデックス

  1. 歯科医院のかかり方
  2. 保険?自費?入れ歯にかかるお金について
  3. 入れ歯の扱い方
  4. 入れ歯が痛い
  5. 入れ歯がゆるい
  6. 入れ歯の違和感
  7. 入れ歯が壊れた
  8. 入れ歯の見た目が気になる
  9. 入れ歯で噛めない
  10. 入れ歯でしゃべれない
  11. なるべく削らないでほしい
  12. 歯を抜くことについて

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