カテゴリー

子どもを「歯医者嫌い」にさせない声かけ&接し方のコツ

子どもを「歯医者嫌い」にさせないためには、日頃の声かけや接し方がとても大切です。まず意識したいのは、歯医者を怖い場所としてイメージさせないこと。大人が不安そうな表情を見せたり、「痛くないから大丈夫だよ」と必要以上に励ましたりすると、かえって「痛いことをする場所なのかも」と子どもが身構えてしまうことがあります。むしろ、歯医者はお口を健康にするためのポジティブな場所であり、「歯をピカピカにしてもらおうね」と前向きな表現で伝えることが大切です。

また、治療前にはできる範囲で状況を説明し、見通しを持たせてあげると安心しやすくなります。

たとえば、「これから先生が歯を見てくれるよ」「ちょっとだけ口を開けるだけだよ」など、具体的で短い声かけは、子どもの不安を和らげます。特に初めての受診では、治療ではなく「慣れるために行く」というスタンスで訪れると、子ども自身が場所や雰囲気に慣れ、緊張を軽減できます。

さらに、治療後のフォローも重要で、無事に終わったら「頑張ったね」「じっとできてすごかったよ」と、できたことを具体的に褒めることで、達成感が生まれ、次回の受診へのハードルが自然と下がります。

ただし、「泣いたら恥ずかしいよ」などの否定的な言葉は避け、子どもの気持ちを認めながら前向きな体験に変えていくことが大切です。

家庭でも、絵本や動画などを通して歯医者を身近に感じられる環境をつくると、子どもの中で“特別な場所”ではなくなり、自然と抵抗感が薄れていきます。また、日頃からの歯磨きを「一緒に楽しくやる時間」として習慣づけることで、お口のケアそのものに良いイメージが育ち、歯医者との関係もスムーズになります。

親のちょっとした声かけや接し方次第で、歯医者への印象は大きく変わります。ぜひ日常の中でポジティブな経験を増やし、子どもが安心して通える環境を整えていきましょう!


カテゴリー

喫煙と歯周病の関係

みなさんの中でも喫煙している人はいらっしゃると思いますが、喫煙は歯周病を悪化させる最大の要因の一つとして広く知られています。タバコに含まれる有害物質は、歯ぐきの血流を低下させ細胞が本来持つ修復機能を弱めてしまいます。そのため、歯周病菌に対する抵抗力が落ち炎症が進行しやすい状態になります。

また、喫煙者は歯ぐきの腫れや出血などの典型的な症状が表れにくく、自覚が遅れがちになる点も大きな問題といえます。見た目には健康そうに見えても、内部では確実に組織がダメージを受けている場合が多く、気づいたときには歯周病がかなり進行していることも珍しくありません。

なお、喫煙は歯周病治療の効果を下げることも確認されています。血流が悪いため薬剤が行き渡りにくく、組織の治癒も遅れてしまいます。

ですから、たとえ専門的なクリーニングや外科的治療を行っても、非喫煙者に比べて治療後の回復が芳しくないケースが多いのが現状であること、またインプラント治療の成功率が低下することもわかっており、喫煙が口腔全体の健康に長期的な影響を与えることが示されています。

さらにですが、喫煙が歯周病に及ぼす影響は単に歯ぐきの問題にとどまりません。歯周病が進むと歯を支える骨が溶け、最終的には歯を失う原因となります。これは見た目の問題や食事のしづらさだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼします。歯周病と糖尿病、心血管疾患との関連が注目される中、喫煙はそのリスクをさらに高める要因になるため、早期の対策が欠かせません。

禁煙することで、これらのリスクは少しずつ改善していきます。血流が回復することで歯ぐきの治癒力が高まり、治療の効果もより期待できるようになってきます。

タバコをやめることは口腔だけでなく全身の健康を守る大きな一歩となり、未来の自分への最良の投資と言えるかもしれません。タバコは百害あって一利なしです。


カテゴリー

歯を守れば脳も守れる!認知症対策はお口から

近年の研究では、「お口の健康」と「脳の健康」には深い関わりがあることが明らかになってきました。具体的には、歯を失うと噛む力が弱まり、その結果、脳への刺激が減少してしまうことが原因のひとつということ。よく噛むという行為は、脳の前頭前野や海馬といった認知機能に関わる領域を活性化させ、記憶力や判断力を保つうえで大切な役割を果たしています。つまり歯を守ることは、そのまま脳を守ることにつながるわけです。

さらに「歯周病」も認知症リスクを高める要因の一つとして注目されています。どういうことかというと、歯周病菌が血流を介して脳に到達し、炎症を引き起こすことで認知症の発症に関与していると考えられているのです。特にアルツハイマー型認知症との関連が示唆されており、日頃から歯周病予防に努めることは、将来の認知症予防としても非常に重要です。

認知症対策としてできる一番身近な習慣は、毎日の丁寧な歯磨き。歯と歯ぐきの境目を意識して磨くことで、歯周病の原因となる細菌の増殖を抑えられますし、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、歯ブラシだけでは落としきれない汚れまで除去できます。当然定期的な歯科検診も欠かせません。専門的なクリーニングや、早期発見・早期治療により、歯を長く健康に保つことができるわけです。

みなさん、きちんと歯医者に行ってメンテナンスされていますか?私たちの脳を守るために特別なことを始めなくても、お口の健康を見直すだけで効果は十分に期待できます。歯を大切にすることは、全身の健康はもちろん、将来の自分の生活の質を守ることにもつながります。今日からできるお口のケアで、脳の健康も一緒に守っていきましょう!


カテゴリー

新たな虫歯をつくらないための予防ケア

西荻窪にあるいとう歯科医院の伊藤高史です。

新たな虫歯をつくらないためには、毎日のセルフケアと歯科での専門的なケアを組み合わせて行うことが重要だと考えます。でもどうしても虫歯ができてしまう。なぜ虫歯ができるのでしょう?

虫歯は、口の中に残った糖分をエサにして細菌が酸をつくり、その酸が歯を溶かすことで進行します。つまり、細菌が増えにくい環境をつくり、酸に強い歯を保つことが予防の基本となるわけです。

まず欠かせないのは、「正しいブラッシング」。歯ブラシは軽い力で細かく動かし、歯と歯ぐきの境目、奥歯の噛む面、歯と歯の間といった汚れが溜まりやすい部分を丁寧に磨きます。特に歯と歯の間は通常のブラシだけでは汚れが十分に取れないため、デンタルフロスや歯間ブラシを毎日併用することがおすすめです。

また「フッ素」の活用も重要です。フッ素には歯の表面を強くし、酸に溶けにくい状態をつくる働きがあります。フッ素入りの歯磨き粉を使うだけでなく、歯科医院で定期的に高濃度フッ素を塗布することで、さらに虫歯予防効果が高まります。

さらには「食生活の工夫」も欠かせません。砂糖を含む飲食物の回数が多いと、そのたびに口の中が酸性に傾き、歯が溶けやすい状態になります。間食の回数を減らし水やお茶を中心に摂ることで、口内環境の悪化を防げます。加えてよく噛む習慣は唾液の分泌を促し、自然に虫歯リスクを下げる効果があります。

何より忘れてはならないのは「定期的な歯科検診」。これが新たな虫歯を防ぐためには欠かせません。自分では気づかない初期の虫歯や磨き残しの癖を早期に発見でき、必要に応じてプロの清掃を受けることで、リスクを最小限に抑えられます。

毎日のケアにプラスして、専門的なサポートを取り入れることで虫歯は十分に予防できます。継続的に正しい習慣を積み重ねることが、将来入れ歯のお世話にならずに健康な歯を長く保つための何よりの近道です。


カテゴリー

保険でできる白いつめもの「CR(コンポジットレジン)」とは?

 

 

こんにちは。院長の伊藤です。
12月は古くから「師走」と呼ばれますが、
これはお坊さんが走り回るほど忙しくなることが
由来のひとつとされています。

 

年末に向けて公私の予定も重なり、
私たちも何かと慌ただしく感じる季節です。

 

忙しい合間を縫って、
「今年のうちにむし歯を治しておきたい」
と考えている方も多いのではないでしょうか。

 

実は、むし歯治療において
見た目を損なわず、
歯の負担も小さく済む方法があります。

 

 

 

 

◆白くて自然!
 CR(コンポジットレジン)とは

 

むし歯は治したいけれど、
「治療のあとが目立ってしまうのはちょっと…」
と気にされる方は少なくありません。

 

このようなお悩みに応えるのが、
自然な見た目に仕上がる
「CR(コンポジットレジン)」
というつめものです。

 

CRは歯科治療用の白いプラスチック素材で、
保険診療でも広く用いられています。

 

最初はやわらかいペースト状ですが、
むし歯を削った部分につめて
特殊な光を当てると固まり、
歯にぴったりとなじんでいきます。

 

 

 

主に小さなむし歯
前歯のむし歯の治療に使用され、
治療のあとがほとんど目立たないのが特徴です。

 

 

 

 

◆見た目だけじゃない!
 歯の健康を守るCRの魅力

 

CRは「白くて自然な色合い」という点が
注目されがちですが、
実はそれ以上に大きなメリットがあります。

 

それは
「健康な歯をできるだけ削らずに残せる」
という点です。

 

例えば、金属のつめものの場合は、
外れないようにするために健康な部分も
ある程度削る必要があります。

 

一方で、CRは歯に直接接着するため、
むし歯の部分だけを削って
つめることが可能です。

 

 

 

一度削った歯は元には戻らないため、
削る量を抑えることで歯の強度を保ち、
寿命を延ばすことにもつながります。

 

そのほかに、歯の型取りが不要で
その日のうちに治療が完了できる手軽さも、
CRの嬉しいメリットです。

 

 

 

 

◆知っておきたいCRの注意点

 

短時間で治せて見た目もきれいなCRですが、
いくつか注意したい点もあります。

 

まず、金属やセラミックに比べると
強度が劣るため、大きなむし歯の治療や
強い力がかかる部位にはあまり適していません。

 

また、水分を吸収する性質があるため、
長く使っているうちに少しずつ変色や
段差が生じることがあります。

 

こうした特性と個々の歯の状態や
かみ合わせなどをもとに、
CRが適しているかを判断していきます。

 

 

 

 

◆最適な治療法をご案内します

 

CRは多くのメリットを持つ治療法ですが、
むし歯の大きさや部位によっては、
より強度のあるつめもの(金属・セラミック)が
適している場合もあります。

 

 

 

 

当院では、それぞれのつめものの
利点と欠点を丁寧にご説明し、
患者さんのご希望も伺いながら、
最適な治療法を一緒に考えていきます。

 

つめものについて気になることがあれば、
どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

いとう歯科医院
〒167-0054
東京都杉並区松庵3-6-3
TEL:03-3333-5389
URL:https://ireba-ito.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/9jrBJZuNm3gP5v3C7