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2018.05症例1 ティッシュコンディショナーを貼って入れ歯を安定させた症例

「なんとなく入れ歯がゆるいかも」
Mさんは80代女性の方です。

表現はハッキリしませんが口の中の症状はハッキリしていました。少し口を開けようとしただけで上の総入れ歯がカタンと落ちる。下の総入れ歯もフワーッと浮き上がってきます。
Mさんは2年ぶりの来院です。随分長い間、歯グキと入れ歯が合っていない状態で使い続けていたようです。

これでは話をするのも食事をするのも苦労するはず。年月が経つと不自由さも慣れてしまうのかも知れませんが歯科医師の立場としては、もったいないなと思います。
なぜなら、こうした不具合は簡単に治せるからです。

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2018.04症例2 入れ歯の咬み合わせを調整して使えるようにした症例

入れ歯の噛み合わせが高い。しかしこの治療法が間違っているとは言えません。患者さん自身の歯が小さい、または低い場合に当院でも行なうことがあります。
ただ上手くいく人と、今回のように上手くいかない人がいます。Nさんの場合、ご自身の歯の噛み合わせを考慮したほうがうまくいきます。そこで入れ歯の高さを大胆に1センチほど削りました。
自分の歯と入れ歯がバランスよく力を分散して、うまく噛めるようになりました。「あ、これなら違和感なく噛めます」とNさんが笑顔に。後日お聞きすると食事が楽しめるようになったと喜んでくださいました。

今回行なったNさんの入れ歯の咬み合わせを調整する治療は保険適用で約4,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。

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2018.04症例1 入れ歯の咬み合わせを調整して使えるようにした症例

「部分入れ歯がグラグラして口の中に入れておけない」とおっしゃる60代女性Nさん。

診察してみると入れ歯の適合は良好です。入れ歯を支えるバネも上手にできています。私が多少指で押したくらいではビクともしません。

ところが「噛んでください」と言った瞬間、入れ歯全体がグラグラ動く。わかりました。噛み合わせが高すぎるのです。残っている自分の歯が全く使われず、噛んでいるのは入れ歯だけ。これでは過剰な力がかかってグラグラ動いてしまいます。

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2018.03症例2 大きい入れ歯が使えないので、かぶせものと小さな入れ歯を作った症例

歯グキの肉が覆いかぶさっている部分は麻酔をして切除。根の治療が必要な歯を再治療。当初の予定より通院の回数が増えてしまいましたが、かぶせものを3本作ることができました。
あとは残りの4本分の入れ歯を作れば、すべてカバーできます。おかげで入れ歯を半分ほどの大きさにすることができました。

ちいさくなった入れ歯を装着すると「あっ、これならずっとラクだね」とおっしゃって、いつも入れ歯を入れておけるようになりました。

今回行なったKさんのかぶせものと入れ歯を作る治療は保険適用で約2万円でした(治療費は症状により個人差があります)。

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2018.03症例1 大きい入れ歯が使えないので、かぶせものと小さな入れ歯を作った症例

「どうも入れ歯が煩わしくて……。」
Kさん(70代・男性)の上のあごには7本分の大きな入れ歯が入っていました。「他院で調整してもらったけど使えない」とおっしゃっています。

診察すると歯の根がたくさん残っていました。このように根を残して作る「残根上の義歯」は治療の回数が少なく、本来の歯の位置に義歯を再現できる大変有効な治療法です。ただ、人によっては今回のように違和感を強く感じてしまうことがあります。

幸いなことにKさんの歯の根は大きく揺れもありません。そこで歯の根を活かす方法に切り替えて治療をすることにしました。

しゅうり