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入れ歯の痛みをすぐに取り除きました 2018.01例2

入れ歯の形はほとんど変わりませんが歯グキの形や粘膜は生きている体なので微妙に変化します。口の中は体重の変化などの影響も受けます。
入れ歯が痛い。そうした症状が2~3日も続くようなら、その後に自然と痛みが引くことは少ないです。

治療法としては歯グキに強く当たって痛みを引き起こしている1~3ミリの部分を削り落とすこと。

「あっ、噛んでも痛くない!」入れ歯を削る範囲はわずかでも効果はすぐに分かります。調整した入れ歯を装着したTさんは意気揚々と友人たちとの飲み会に行かれました。

今回行なったTさんの入れ歯の痛みを取り除く治療は保険適用で約1,500円でした(治療費は症状により個人差があります)。
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入れ歯の痛みをすぐに取り除きました 2018.01例1

部分入れ歯が痛くて噛めない。
そうおっしゃるのは60代男性のTさん。普段はガマンして着けて食事のときは外して食べていました。

部分入れ歯には残っている歯を保護する役割があります。洗うために外すとき以外は口の中に装着しているのが好ましいです(寝ていると口の中が乾燥して痛い等の症状がある時は、外した方がいい場合もあります)。
口の中を見ると入れ歯と歯グキが強く当たっている部分に1ミリほどの傷が見つかりました。赤い口内炎のようになっています。
患者さんが見て分かることもありますが今回の症例では歯科医院の明るいライトで照らして精査して初めて分かりました。
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かぶせものの咬み合わせを削って、症状を治した症例です。

「どこの歯医者に行っても…」とタメ息をつくSさん(50代女性)の悩みは歯を抜くと言われたこと。歯を抜いてインプラントにするので100万円かかる、抜かないとアゴの骨が溶けて大変なことになるなど、まるで脅しのように感じたと言います。
「奥歯に違和感がある」これがSさんの症状です。専門用語では主訴(しゅそ)といいます。患者さんの悩みや、困っていることを患者さんの言葉で表現したものです。
奥歯に違和感がある「主訴」に対して歯科医師が施術をして状態を良くする。これが治療です。歯グキの下まで達する深く大きい虫歯があってグラグラ揺れて痛くて食事もできないなど、抜くに値する状態なら私も歯を抜きますが揺れも虫歯もありません。抜くという治療方針は立てませんでした。

違和感の原因は咬み合わせの不調と見ました。咬み合わせ診断用の赤い薄い紙をセラミックのかぶせものが入っている歯でカチカチ咬んでもらうと主訴の歯だけ大きな赤い跡がつきます。
とくに金属やセラミックで作製された歯は咬み合わせが強くなりやすい。そこで赤い部分だけを削ると他の歯でも均等に咬めるようになりました。変化はすぐに分かります。「奥歯がラクになりました! 抜かれないで治って良かった」Sさんはホッとした表情で帰られました。

今回行なったSさんの咬み合わせを調整する治療は保険適用で約2,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。