基本的に体の大きな生物は心臓がゆっくり大きく長く動く、つまり長生きです。教授の答えも予想通りでした。ゾウ、ゾウガメ、クジラは長生きだそうです。
ところが、ここからが凄かったのです。教授は少し声を落とし、真正面から娘を見てやさしく話しかけました。
「オンデンザメっていう生物が深い海の中にいてね…」
400年も生きるんだよ。
えーっ! 驚きに沸く会場。骨の中の放射性同位元素を調べて分かったそうです。
ありきたりな質問どころか、最も会場を盛り上げた質問でした。
大人と子どもが一緒に参加できて驚くような体験ができるイベントは親子のつながりを一層深めてくれます。これからもそんなイベントを探して私自身も楽しみながら見聞を深めていくつもりです。
いとう歯科医院の伊藤高史です。2018.08その3
ほけん、しゅうり、痛い