
詰め物の寿命はどれくらいなの?
歯の詰め物(インレーやレジン)の寿命は、素材や口腔環境によって異なりますが、一般的には5〜10年程度が目安とされています。
保険診療で多く使われるレジン(樹脂)は、経年で摩耗や変色が起こりやすく、噛み合わせの強い奥歯では比較的短命になりがちです。一方、銀歯やセラミックなどの詰め物は耐久性が高く、10年以上もつケースもあります。
ただし、寿命を左右する最大の要因は二次虫歯。詰め物と歯の境目には段差やわずかな隙間が生じやすく、そこに汚れがたまると再び虫歯になってしまいます。二次虫歯は外から見えにくく、気づいた時には詰め物の下で大きく進行していることも少なくありません。また、歯ぎしり・食いしばり、歯磨き不足、定期検診を受けていないことも寿命を縮める原因になります。
詰め物を長持ちさせるには、毎日の丁寧な歯磨きに加え、定期的な歯科検診で状態を確認することが重要です。違和感やしみる症状があれば放置せず、早めに歯科医院を受診することが、結果的に歯を守る近道となります。
定期健診行っていますか?
最近のお気に入り
こんにちは。院長の伊藤です。
寒さの厳しい日が続いておりますが、
新年を迎えたおかげか清々しさも感じられます。
まだまだ寒さは続きますが、
しっかりと防寒対策をして
温かい食べものを食べ、
体調に気をつけて過ごしていきましょう!

さて、“温かい”イメージのある
食べ物ではないのですが
私には最近、マクドナルドで
ハマっているメニューがあります。
それは、えだまめコーン。
店舗によって価格は多少変わりますが
300円くらいです。
中身は熱々にゆでた枝豆とコーンだけで
味付けや添加物などは一切ありません。
ハンバーガーと同じくらいのサイズ感で、
けっこうボリュームがあります。
診療後や休日に快適なソファ席で
身体に優しいメニューをいただきながら、
このブログのネタを書く。
そんなひとときが楽しい今日この頃です。
【医院からのお知らせ】
2026年1月から火、水、金曜日の
午後2時~5時、診療しています。
入れ歯をお使いの方は
3~6か月ごとにチェック、
調整をオススメしています。
歯石取り、歯ぐきのクリーニング、
チェックは6か月~1年おきに行ないましょう。
いとう歯科医院
〒167-0054
東京都杉並区松庵3-6-3
TEL:03-3333-5389
URL:https://ireba-ito.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/9jrBJZuNm3gP5v3C7
むし歯になりやすい人、なりにくい人
虫歯になりやすい人となりにくい人には、生活習慣や口腔環境に明確な違いがあります。
虫歯になりやすい人の特徴としてまず挙げられるのが、歯磨きが不十分、または回数が少ないこと。特に就寝前のケア不足は、細菌が増殖しやすく虫歯リスクを高めます。また、甘い物や間食が多く、飲食の回数が頻繁な人は、口の中が酸性になる時間が長くなり、歯が溶けやすい状態が続きます。
さらに、唾液の量が少ない人も要注意です。唾液には歯を修復する再石灰化や、細菌を洗い流す働きがあるため、口呼吸やストレス、加齢などで唾液が減ると虫歯になりやすくなります。
一方、虫歯になりにくい人は、毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯間ブラシやフロスを併用しています。食事や間食の時間が比較的規則的で、ダラダラ食べをしないことも特徴です。
唾液の分泌が多く、口腔内が清潔に保たれやすい傾向があります。加えて、定期的に歯科検診を受け、初期の虫歯を早期に発見・対処している点も大きな違いです。虫歯は体質だけでなく、日々の習慣によって大きく左右される病気といえます。
なお、歯並びが悪いと虫歯リスクはさらに高くなる傾向があります。歯並びが乱れていると、歯が重なっている部分や傾いている部分に歯ブラシが届きにくくなり、その結果みがき残しが生じやすく、プラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。プラークの中には虫歯菌が多く含まれており、糖分をエサに酸を出して歯を溶かすため、虫歯が発生しやすくなります。
また、歯並びが悪いと歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなります。特に八重歯や叢生(歯がデコボコに生える状態)がある場合、食べかすが長時間残りやすく、細菌が増殖しやすい環境になります。
反対に歯並びが整っている人は、歯の表面や歯間まで清掃しやすく、プラークを効率よく除去できます。そのため、虫歯だけでなく歯周病のリスクも下がります。
ただし、歯並びが良くても歯磨きが不十分であれば虫歯になりますし、歯並びが悪くても適切なケアを行えば予防は可能です。
歯並びはあくまでリスク要因の一つであり、日々のセルフケアと定期的な歯科受診が虫歯予防の鍵となりますので、肝に銘じておきましょう。
原因はそこじゃない?「歯の痛み」の意外な落とし穴

あけましておめでとうございます。院長の伊藤です。
1月から、本格的な受験シーズンが始まりますね。
試験に臨む際は、焦らずにまず落ち着いて
問題を読み解くことが大切です。
これは歯科でも同じで、
痛い歯をやみくもに治療するのではなく、
まずは慌てずに原因を突き止めることが
重要です。
◆「この歯が痛い!」だけでは
治療できない?
歯医者に行ったとき、
「痛いのはこの歯だ、と伝えたのに
すぐに治療に入らず検査が続いた」
という経験はないでしょうか。
一刻も早く痛みから解放されたいのに、
レントゲンを撮られたり、
別の歯をチェックされたりすると、
もどかしさを感じてしまうかもしれません。

しかし、歯科医がすぐに治療に入らないのには、
明確な理由があります。
歯科診療の中で、
患者さんが「痛い」と感じる場所と、
実際にトラブルのある場所が一致しないのは
決して珍しいことではないからです。
特に、神経に達した深いむし歯で痛みが激しい場合は、
その発信源を特定するのが非常に難しくなります。
歯は一度削ってしまうと元には戻せないため、
このようなケースではより慎重な判断が必要となるのです。
◆上下でズレることも?
痛みの場所が食い違う理由
こうした感覚のズレは、
前歯よりも奥歯に行くほど
起こりやすいことがわかっています。
歯を刺激してどの歯に触れたか当てる実験では、
奥に行くほどその正解率は下がり、
前後3~5本の範囲で間違えてしまう人が
多くいました。
中でも第二大臼歯(前から7番目)では、
ひとつ手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが、
正解者よりも多いという結果がでています。
さらに、痛みが激しくなると
上下で痛みの場所を間違えることもあります。
これは上あごの神経と下あごの神経が
脳に向かう途中で合流するためで、
強い痛みの信号が送られると情報が混ざり合い、
正確な場所が判別できなくなってしまいます。

その結果、原因は下の歯なのに、
「上の歯がズキズキ痛む」
と感じてしまうことも少なくありません。
◆自己判断に頼らず、まずは詳しい検査から
痛みの原因が不明確なままの治療だと、
健康な歯を無駄に削ってしまうことにも
なりかねません。
そのため、歯科医師はすぐに治療に入らず、
まずは「痛みの発信源」を
突き止めることに全力を注ぎます。

「早く治してほしいのに…」
ともどかしく感じるかもしれませんが、
一連の検査は大切な歯を守るために
必要なプロセスです。
また、
「どこが痛いかうまく説明できない」
という場合でも、
原因の場所を一緒に探していきますので、
安心してご来院ください。
いとう歯科医院
〒167-0054
東京都杉並区松庵3-6-3
TEL:03-3333-5389
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